バリアフリー情報

【施設】退蔵院(たいぞういん)

【時間】9:00~17:00
【休み】無休

  • 段差(5センチ以上)あり
  • 補助犬
  • 階段あり
退蔵院

退蔵院

1404年に創建された、妙心寺(みょうしんじ)の山内塔頭(たっちゅう)屈指の古刹です。方丈の西側にある「元信(もとのぶ)の庭」は、室町時代の画家・狩野元信によって造られた枯山水(かれさんすい)庭園(立ち入りは不可)。常緑樹と白砂、そしてダイナミックに配された石組が美しく、よく絵画的と賞されます。国の史跡・名勝に指定されています。また、方丈には、瓢箪(ひょうたん)を持った人とナマズが描かれた水墨画『瓢鮎図(ひょうねんず)』(国宝)のレプリカが展示されています。作品名に使われている「鮎」という漢字は、中国ではナマズの意味を持ちます。「ぬるぬるのナマズをつるりとした瓢箪で捕えようとする。この矛盾をどう解くか」。という禅の公案(問題)を表したもので、とらえどころがないことをさす「瓢箪鯰(ひょうたんなまず)」という言葉の語源ともいわれています。そして、ここから奥に広がる「余香苑(よこうえん)」は、昭和の有名な造園家・中根金作(なかねきんさく)氏の手による回遊式庭園。四季折々の花が咲く華やかな庭で、水琴窟(すいきんくつ)や涼やかな滝音なども楽しむことができます。音色に耳を傾け、ゆっくりとした時間を過ごしてみましょう。
また、余香苑内の茶席「大休庵(だいきゅうあん)」では、お抹茶をいただくことができます(有料)。自分で点ててみたい人や、お抹茶と一緒にお香も楽しみたい人は拝観受付で尋ねてみましょう。繁忙期などは難しいですが、運が良ければ対応してもらえます。大休庵付近には、男女別の普通トイレがあります。個室は女子側が3室(全て洋式)、男子側が2室(全て洋式)になっており、小便器は3つ設置されています。(調査月:2016年12月)

所在地 〒616-8035 京都府京都市右京区花園妙心寺町35
電話番号 075-463-2855
FAX 075-463-2575
ホームページ http://www.taizoin.com
アクセス 市バス「妙心寺前」下車徒歩5分、市バス「妙心寺北門前」下車徒歩10分、JR花園駅下車徒歩7分、嵐電妙心寺駅下車徒歩12分
料金 【障がい者割引】本人半額※障害者手帳の提示が必要
【料金】一般500円、小・中学生300円、小学生未満無料
【団体料金】一般450円、小・中学生270円(30人以上)
備考
【駐車場】車10台、バス9台分あり
【車いすマークのついた駐車場】なし
【車いす用トイレ】なし
【サービス】車いす貸出1台/職員による介助(ただし行事などで不在時あり)/多言語パンフレット(英語)/多言語案内表示板(英語)
【土足禁止エリア】あり(車いすでの入場不可)
【手話等の対応】手話の対応不可・筆談の対応不可

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見どころ・バリア情報

入口(いりぐち)

入口白塀の間に設けられた、時代劇のお屋敷のような門。ここが退蔵院の入口です。江戸中期の建築で、歳月を経た柱の風合いが重厚さを感じさせます。門の敷居はありません。くぐった先には約5センチの下りの段差があります。拝観受付はここから石畳(幅約90センチ)を15メートルほど進んだ右側です。両脇は地面で一段低くなっているので注意しましょう。

方丈(ほうじょう)

方丈拝観受付を背にして、植え込みを避けながら石畳を進みます。10メートルほど行くと正面に小さな門がありますが、順路通り手前を右に曲がって塀沿いを進みましょう。約15メートル先の右手に、方丈へ通じる門が構えています。門の手前には20センチ幅の溝と約10センチの上りの段差、門には高さ10センチの敷居があるので注意してください。
有名な『瓢鮎図(ひょうねんず)』(レプリカ)は、説明板とともに方丈の縁側に置かれています。また、方丈に沿って奥に進むと「元信(もとのぶ)の庭」があります。

ナマズと瓢箪の瓦(なまずとひょうたんのかわら)

ナマズと瓢箪の瓦方丈の門の手前まで戻り、右手に延びる通路を進みましょう。左側に塀、右側に植え込みが続くこの道は、数歩で左に曲がります。その時、塀の上の鬼瓦に注目してみてください。退蔵院の象徴ともいえるナマズと瓢箪の意匠が施されています。まるっとした可愛い顔立ちのナマズちゃん。少し高い位置にありますが、手を伸ばせば届く人も多いはず。指でなぞって確かめてみましょう。
境内にはほかにも隠れナマズや瓢箪がいます。探しながら進むのも楽しいですよ。

余香苑への石畳(よこうえんへのいしだたみ)

余香苑への石畳右手の植え込みが途切れた所に、幅が広めな4段の下り階段があります。ここを下るのですが、階段の先に続く石畳は少し歩きづらいので注意が必要。全体の幅は150センチと広いのですが、真ん中に菱形の石、左右に縦長の石、そしてその隙間を埋めるように形の異なる石が埋められています。比較的歩きやすい左右の石の上(幅約40センチ)を進みましょう。

余香苑(よこうえん)

余香苑石畳を10メートルほど進むと、右手に余香苑の門があります。高さ数センチの敷居と段差を越え、まずは枯山水(かれさんすい)の「陰(いん)の庭」と「陽の庭」にご対面。右の陰の庭には黒めの砂利、左の陽の庭には白砂が使われており、異なる趣が楽しめます。正面でひと際存在感を放つのは、通路を覆うように枝葉を伸ばすシダレザクラ。この木を中心に道が二手に分かれていますが、順路に従って左の道を進みましょう。通路はほぼ砂利道で、両脇の低い位置にはロープが張られています。

水琴窟(すいきんくつ)

水琴窟水琴窟は、つくばいや手水鉢(ちょうずばち)の流水・排水を利用した、日本庭園特有の音響装置。琴のような優しい音色がすることから、この名が付けられました。退蔵院の水琴窟があるのは、余香苑内の売店手前の右側。上り口が二つに分かれた飛び石状の階段(5~6段)の先です。しゃがんでつくばいの上にある柄杓で水を汲み、手前のくぼみに掛けてみましょう。耳をすませば、澄んだ音色が聞こえてきます。

大休庵(だいきゅうあん)

大休庵売店前の舗装路を下ると、突き当たり右手に茶席「大休庵」とトイレに続く石畳、左手に余香苑の正面へと続く下り階段があります。売店で申し込むと大休庵でお抹茶(500円)をいただけるので、こちらで一服してはいかがでしょう。ナマズの焼印された退蔵院の銘菓とともに楽しめます。石畳の手前と両脇には10センチの溝、大休庵の出入口である縁側(高さ約45センチ)には高さ20センチの踏み石があります。

余香苑正面(よこうえんしょうめん)

余香苑正面売店前の舗装路に戻り、そのまま進んで幅広い6段の階段を下りましょう。余香苑最奥のここがいわば庭の正面。庭園を鑑賞するのに一番適した場所です。進行方向右側に石のベンチが複数設けてあるので、腰をかけてのんびりと満喫しましょう。手前に鯉が泳ぐ池が広がり、奥に向かって高くなる構造で、シダレザクラやモミジ、サツキなどの木々が立体的に植えられています。左右に組まれた滝から響くステレオの水音が、耳を心地よくくすぐります。

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