バリアフリー情報

【施設】三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)

【時間】8:00~17:00(11/16~3/31は9:00~16:00)(受付終了:閉門の30分前)
【休み】なし

  • スロープあり
  • 多目的(車いす対応)トイレ
  • 補助犬
  • 車いすマークのついた駐車場
三十三間堂

三十三間堂

正しくは蓮華王院(れんげおういん)といいます。平安時代、平清盛が建て、後白河法皇に寄進しました。本堂は約120メートルの細長い建物で、正面の柱と柱の間が33あることから三十三間堂と呼ばれています。堂内には、中尊と呼ばれる手観音立像(国宝)を中心に、左右に500体ずつの千手観音立像(重文)が安置されています。この合計1001体の千手観音が、三十三間堂のご本尊です。左右の立像は、10列の階段状の壇上におられるので、全てのお顔をしっかり拝むことができます。よく見るとそれぞれ微妙に異なる顔立ちで、中には自分が会いたい人に似た像があるのだとか。千体仏の前に安置されているのは、二十八部衆(千手観音とその信者の守護神)と風神・雷神像。力強い迫力のあるお姿で、いずれも国宝に指定されています。
江戸時代にはお堂の縁側で120メートル先の的を射通す、通し矢という競技が盛んに行われたそうです。今でも毎年1月には、それにちなんだ弓道大会が開催されています。
車いすの貸し出しがあるので、足の不自由な方でも楽しめます。また、本堂にはミニチュアの本堂と千手観音像があるので、視覚障がいのある方は触れて楽しむことができます。(調査月:2022年1月)

所在地 〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻町657
電話番号 075-561-0467
FAX 075-561-6698
ホームページ http://sanjusangendo.jp/
アクセス 市バス「博物館三十三間堂前」下車すぐ、京阪七条駅下車徒歩7分
料金 【障がい者割引】本人と介助者1名半額※障害者手帳の提示が必要
【料金】一般600円、中学生・高校生400円、小学生300円
【団体料金】一般550円、中学生・高校生350円、小学生250円※25名以上
備考
【駐車場】車50台、バス30台
【車いすマークのついた駐車場】2台
【サービス】車いす貸出(境内用5台・堂内用5台)/多言語パンフレット(英語・中国語・韓国語)/多言語案内表示板(英語・一部に中国語・韓国語) /案内所(施設内の受付)あり
【トイレ】車いす対応トイレあり、ベビー対応トイレあり、オスメイト対応、ウォシュレット対応、非常ボタンあり、手すりあり、大人用おむつ交換ができる場所あり
【手話等の対応】筆談による対応不可、手話による対応不可
【土足禁止エリア】あり
堂内用車いすに乗り換える、またはタイヤを拭くかカバーをつければ入場可
【移動】スロープあり、自動ドアあり、通路の広さが90cm以上、段差なし
【その他】全盲の方向けに触れて楽しむ箇所あり(※コロナウイルス感染防止の為現在は休止しております。)

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見どころ・バリア情報

拝観受付(はいかんうけつけ)

駐車場の西側の出入口から入ると、前方右手に拝観受付がある建物が見えます。駐車場を移動するので、介助者の方と注意しながら歩いてください。拝観券売場に向かって左に団体用ゲート、右に一般参拝者入口と出口があります。車いすの貸し出し(5台)もあるので、必要な人は拝観券売場に申し出ましょう。

1001体の仏像(せんいったいのぶつぞう)

本堂に入るとすぐに、有名な1001体の千手観音にご対面。通路の右側にずらりと並ばれるさまは圧巻です。仏像群と通路の間に柵が設けられていますが、車いすの目線でも全ての仏像を拝めるように配慮されています。

本堂の模型と観音様(ほんどうもけいとかんのんさま)

本堂の模型と観音様順路に従いお堂の反対側へ。廊下の右側に、千手観音立像の模像や100分の1サイズで再現された本堂の模型、三十三間堂の説明パネルなどが展示されています。模型は腰より低い台の上に置かれており、直接手で触れることが可能。台には点字と英語に対応した説明書きもあり、視覚障がいのある人も立像や本堂の形を体感することができます。展示の手前には高さ5センチ以上の横木があるので、車いすの人は触れるのが難しいかもしれません。

回廊スロープ(かいろうすろーぷ)

回廊スロープ本堂の拝観を終えたら、次は境内を散策しましょう。建物を出て右へ40メートルほど進むと、右手に境内を一周する石畳が延びています。境内は砂利敷きなので、車いすの人はこの上を行くといいでしょう。右手に本堂、左手に小さな二つの池や朱色の回廊が望めます。石畳に従って進むこと約50メートル。左手に回廊へ上がれるスロープ(写真)があります。傾斜が緩やかで十分な広さがあり、両側には手すりも設置されているので安心です。

回廊終点(かいろうしゅうてん)

回廊終点少しの間、優雅な回廊の散歩を楽しみましょう。途中には、ベンチも設置されているので、一休みすることもできます。80メートルほど進むと、右手に3段の下り階段、その少し先に上がってきたものと同様のスロープが設置されています。ここから石畳に下りましょう。

本堂裏(ほんどううら)

本堂裏回廊を下り、石畳を100メートルほど進むと、本堂の裏側に来ます。ここは、毎年1月に行われる弓道大会(通し矢)の会場となる場所。当日は、全国から弓道有段者が集まり、直径約1メートルの的を60メートルほどの距離から射抜きます。特に、その年成人を迎えた晴れ着姿の女性たちによる競技は有名で、例年多くの人が見物に訪れます。

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